RECRUIT

INTERVIEW

トレーナー

マーケティングコミュニケーション部のお二人に、ExPlayのトレーナーポジションの役割ややりがい、求められる資質について伺いました。

伊藤

伊藤

2018年ExPlay入社。マーケティングコミュニケーション部部長。
ExPlayのカスタマーエクスペリエンスを社内外へ啓発・発信するマーケティングコミュニケーションチームや、応対品質の向上に取り組むクオリティデザインチームなど、4つのチームを統括している。

今田

伊藤

2017年ExPlay入社。
同年よりトレーナー業務に従事し、現在はマーケティングコミュニケーションチームのチーフトレーニングエキスパートとして、社内向けの新人研修やクライアント向けのアカデミーの講師を担当している。

── 早速ですが、トレーナーポジションの担当領域を教えてください。

今田

今田:大きく分けて、社内のメンバーを対象にした研修と、社外の方を対象にしたアカデミーの実施がメインとなります。
社内の研修については、「共通研修」という新しくご入社された方に向けた研修と、既に実務に携わっているメンバーを対象にした研修の2つがあります。
共通研修は、およそ1か月かけて行います。主にExPlayのマインドについて学び、それを行動に起こしていただくことを目指す研修で、会社のCorporate Philosophyについてワークショップ形式で考えていただきます。その他にも、日本語の基礎力や敬語の使い方、わかりやすい表現の書き方など、実務で活用いただけるような内容もお伝えしています。
また、日頃社内でご活躍いただいているメンバーに対しては、文章作成やCorporate Philosophyに関する研修を行うプログラムを実施することで、スキル向上や社内エンゲージメントの醸成に繋げています。

── 社内向けの研修において、大変なこととやりがいを感じる場面はどんな時ですか?

今田

今田:もちろん慣れるまでは覚えることも多く大変ですが、自分一人で進行できるようになってからはあまり大変と感じる場面はありません。一つあるとしたら、同じ内容を根気強く説明することでしょうか。相手に合わせて伝わるように工夫しながら説明する粘り強さが必要になります。
やりがいについては、やはり研修に参加いただいた皆さんの成長やご活躍が見られたときに感じますね。共通研修で新入社員の皆さんにご提出いただく日報は成長を実感できる一コマですし、現場に配属された方がExPlay Award (社内表彰制度) で受賞されていたり、皆さんの表現力豊かな応対文がSNSで話題になっていたりすると、一人ひとりに想い入れがあるので研修を実施してよかったなと感じます。

── 社外の方を対象にしたアカデミーは、どのようなことを行うのでしょうか。

今田

今田:「CXアカデミー」といって、ExPlayが掲げる「カスタマーエクスペリエンス」をコアにお客さまに寄り添う姿勢などをご紹介し、ExPlayのマインドの理解とお客さまと向き合う時間を持っていただく、ExPlay独自の研修プログラムを実施しています。
現在、定常的な開催は応対業務をご依頼いただいている企業の方を対象としていますが、過去には他業界の企業さまや学生を対象にしたアカデミーを実施した実績もあります。

CXアカデミーは1日かけて行うのですが、午前中は座学がメインで、ExPlayにおけるカスタマーエクスペリエンスの考え方やそれを実現するための手段、一般的なカスタマーサポートとの違いをお伝えしています。午後は実際の業務を見学いただき、その後はお客さまへの返信文を作成いただく応対体験のプログラムを実施しています。

── CXアカデミーについても、大変なこととやりがいについて教えてください。

今田

今田:社内向けの研修と異なり、CXアカデミーは1日という限られた時間でいかに相手の心を惹きつけ、私たちの想いを伝えられるかということが重要になります。そのため、どんなシーンでも、どのお相手に対しても、情熱をもったコミュニケーションができるようにしておくという点に難しさを感じます。
また、これまでは仙台オフィスにお越しいただき、同じ空間を共有することができていましたが、コロナ禍になってからはオンラインでの開催となりました。画面越しでのコミュニケーションとなりますので、初対面の方々といかに早く打ち解けるかというところもポイントになります。
やりがいについては、参加者の皆さんに笑顔が見られたり、心を開いてくださったと感じられる瞬間に大きな喜びを感じますし、実施後のアンケートで「今田さんのファンになりました!」といった嬉しいご感想をいただけると、特別なやりがいを感じます。

伊藤

伊藤:これまで130回を超えるアカデミーを開催してきましたが、実施後のアンケートでは90%以上の方から「大変満足」とご回答をいただいています。最近では、以前よりも今田さんと参加者の皆さんとの距離がぐっと縮まり、傍から見ていても心が開く瞬間がわかるほどです。それは講師として伝えるべきことをしっかりと伝えながら、今田さん自身の人柄ものせてお届けできるようになったからだと思います。初対面のほんの短い時間で今田さんの想いをしっかりと相手に伝えることができていて、参加者の方が安心してその場に参加しているような印象を受けています。

今田

今田:伊藤さんのおっしゃるように、自分でもその変化を感じています。経験を積むうちに自信がついたということもありますが、ある時から ”参加者の皆さま” ではなく、”〇〇さん”という個人に向けたコミュニケーションを心がけるようになったんです。まさにExPlayの応対のように、一人ひとりに寄り添うコミュニケーションという「心配り」が参加者の皆さまの心を動かし、高い満足度に繋がったのかと思います。こういった自分自身の成長を感じられる点も、大きなやりがいになっています。

── 現在ExPlayではトレーナーポジションの採用を強化していますが、トレーナーに求められる資質はなんだと思いますか?

今田

今田:ExPlayの研修は、あるコンテンツをただ情報として伝えるのではなく、ご自身で考えていただいたり、研修を通して特別な想いを持っていただくといった、”心に響くコミュニケーション”が必要になります。そのため、相手に興味を持ち、よく耳を傾け、自身の考えを感情を込めて丁寧に伝えるというように、双方向のコミュニケーションが十分にできるスキルが求められるかと思います。
ご経歴としては、トレーナーのご経験に限らず、大人数に対してなにかを伝えるご経験でしたり、接客業のように対面でのコミュニケーションのご経験も大いに活かせるかと思います。

伊藤

伊藤:私は「柔軟性」を求める資質に挙げたいです。トレーナーは、参加者に合わせてその場を形成する力が必要です。定型的なコミュニケーションでは相手の心に響きませんので、臨場感のあるコミュニケーションを生み出し、臨機応変な対応力が求められます。
また、目の前にいる相手と作り出せる時間を大切にできることが重要だと考えています。どんな状況においても一人ひとりの個性を受け入れ、その方にとって一番心地良いコミュニケーションはなんなのかということを柔軟に考えられるようなスキルが必要になります。
それから、相手の強みを見つけて、それを伸ばすサポート力も必要です。一対一のコミュニケーションをとおしてその人を励ましたり、挑戦を後押しできるような存在になれるのが理想的ですね。

── 今後ExPlayとして目指している姿と、応募者の方に向けたメッセージをお願いします。

伊藤

伊藤:まず社内に関しては、新人研修に限らず勤続年数に合わせた研修を実施できる体制を整えたいです。設立から約6年が経ち、3年、5年と長く働いてくださる方が増えましたので、キャリアや勤続年数に応じた研修を多面的に実施することで、より高品質なサービスをクライアントさまにご提供していきたいです。

また社外に向けては、ExPlayの強みである「コミュニケーション」を軸としたアカデミーの新しいラインナップをつくり、アカデミー事業を拡充させたいです。オンラインでの非対面コミュニケーションが増えている今、コミュニケーションの難しさを感じていたり、課題感をお持ちの企業さまが多いのではないかと思っています。そういった方々に向けてExPlayのカスタマーエクスペリエンスをお伝えし、将来的にはCXアカデミー事業を一つの事業の柱として強化していきたいです。

そのための第一ステップとして、まずは社内の体制を強化したいと思いますので、Corporate Philosophyを中心としたExPlayのカルチャーやマインドに共感いただき、目標の実現に向けて、一緒に歩んでいただける方と巡り合えると嬉しいです。

今田

今田:私自身、入社した当初は前任の方に丁寧にレクチャーをしていただきました。はじめの頃は補佐として研修に同席し、徐々にコンテンツの一部分からお任せいただくようになりました。これからご入社いただく方にも安心してトレーナー業務を担っていただけるよう、丁寧にサポートをしていきます。
トレーナーのお仕事は、参加者の皆さんのいろいろな考えを吸収しながら自分自身も成長できますし、自分が教えたメンバーの成長を感じられる場面がありますので、やりがいを持って取り組むことができるかと思います。ぜひご応募をお待ちしております。